水路を引く
ビジネスで成功した人の話を聴きに行った時の話です。
15年前です。
当時、ビジネスできる身分ではありませんでしたが、将来やりたいと考えていたのと、タイミングよく友達に誘われたので。
その時に聞いたお話をふと思い出し、これは皆さんにお伝えしなきゃ、と思いましたのでシェアさせていただきます。
ビジネスをするということは、「水路を引くこと」だそうです。
そして、「いつまでも桶で水を汲むこと」から脱することだそうです。
仮に、アナタが川から離れたところに住んでいたとします。
そして、移動手段が徒歩しかなく、水を運ぶ手段が桶のみだとします。
アナタが毎日まいにち桶を持って川へ行き、生活に必要な水を汲んで帰ります。
そんなある日、ふと、男が、桶に水を汲んで運びながら、地面に足で道筋をつけながら帰るのを見ました。
彼は、毎日その変な行動を続け、アナタや周りの人は「あの人、何やってるんだろう」と不思議な目で彼を見ていました。
ところが、その道筋は徐々に深い溝とになり、やがて川から彼の家まで水が流れ、彼は、毎日水を汲みに行く必要がなくなりました。
そうなんです!
ビジネスって、まさに、こういうことなんです!
あの話を聞いてから15年経ち、こうして今、ビジネスをしている私は、やっと気付いたのでした。
多くの人は、「桶で水を汲む」だけで生活し、それが世間で一般的とされています。
サラリーマンは特にそうです。
しかし、アナタが近い将来裕福な生活を送りたいと考えているのでしたら、目先のことに気をとられることなく、「水路を引く」ことを選択してください。
目先のことだけを考えますと、「水路を引く」ことは冒険に見え、つい、躊躇してしまいますが、長い目で見てみてください。
もちろん、私は、OLを続けながらも、将来のためにコツコツ、自分のビジネスを構築します。
決して、「サラリーマンがお金持ちになるには宝くじで当てるしかないよね」と言い訳して何もやろうとしないサラリーマンで終わるつもりもなく、目先の小遣い稼ぎに走る気もありません。
さて、アナタは「桶で水を汲む」だけの人生を選びますか?
「水路を引く」ことも取り入れますか?